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今回の調査では、最初に基準値の四百五十倍のヒ素が検出された井戸の周囲十メートル四方で、深さ十五メートルの穴を二十五本掘った。環境省の委託を受けた地質調査会社によると、想定していたドラム缶などは見つからず、ガスも出なかった。
一メートルごとに採取した土や地下水は、つくば市の国立環境研究所で分析する。ヒ素濃度の濃淡、地下水の流れや地盤の構成要素なども調べ、汚染源の位置を推定するという。
この井戸を利用していた「ヒ素汚染による健康被害者の会」代表の小沢浩代さん(38)は「まだ何も出ていないようで、かえって不安になった。見つからないなら方法を変えてやってもらうしかない」と話した。 (小林 孝一郎)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/ibg/20030705/lcl_____ibg_____001.shtml