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立ち入り調査は保健所職員ら五人が約二時間行った。県によると、工場内にある千五百九十九品目の原料・製品の適法性やすべての違反香料、約二百七十キログラムの回収、工場施設の洗浄などを確認した。
再発防止策として、同社は製品安全情報室を新設し食品衛生管理者に強い権限を持たせる。スイスの親会社や本社のチェックミスにより法定外添加物を使用した反省から、同工場でも原料・製品の構成成分をデータベースで確認し、日本の食品衛生法に適合しているか確認できる体制にした。
同工場は昨年十一月から六月にかけ、米国から法定外添加物「N−エチル−4−メンタン−3−カルボキサミド」を含む香料千四百八十五キログラムを輸入し、千八十五キログラムを佐賀県の九州グリコに販売していた。
(大橋 清孝)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/ibg/20030705/lcl_____ibg_____003.shtml