2003年07月04日(金) 22時58分
賞味期限見えぬと撤去 日本レストランの駅弁(共同通信)
JR東日本の子会社で駅弁販売の「日本レストランエンタプライズ」(東京都港区)が、首都圏の8駅で売っている「O−bento(オーベントー)」の賞味期限表示に不適切な点があることが分かり、同社は港区の指導を受け、4日までに商品を一部撤去した。
日本レストランによると、「O−bento」は米国で製造後に冷凍して輸入。プラスチックケースの本体に包装紙をかぶせ、冷凍のままと解凍して温めた二通りの方法で販売している。
中のケース部分には冷凍食品としての賞味期限が表示してあり、温めた場合はさらに包装紙にも6時間後の時間を賞味期限として記入していたが、冷凍のままの場合は、包装紙には記入していなかった。
消費者から港区の保健所に「(賞味期限が)分かりにくい」と指摘があり、港区が改善を要請。同社は在庫の約200個を店頭から撤去した。温める方は通常通り販売している。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030704-00000234-kyodo-soci