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東京都新宿区歌舞伎町のクラブに捜査情報を漏らしたとして、警視庁は4日、組織犯罪対策1課の巡査部長(41)を地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで書類送検するとともに、停職3カ月にした。巡査部長は辞表を提出している。
人事1課によると、巡査部長は国際組織犯罪特別捜査隊員だった3月下旬、保安課が同町2丁目にあるクラブを売春防止法違反容疑で捜査していることを知りながら、経営者の女(35)に携帯電話で数回、「警察に見られている。店を閉めた方がいい」などと情報を漏らした疑い。
4月1日にクラブが突然閉店したため、警視庁が内部調査していた。巡査部長は「店が摘発されると、クラブのホステスとの交際が発覚すると思った」と話しているという。交際相手とは別のホステスと、クラブ経営者が4月に同法違反の疑いで逮捕された。
久我英一・警務部参事官は「捜査員として基本を逸脱した行為で誠に遺憾。指導、教養をさらに徹底したい」と語った。(07/04 23:03)