2003年07月04日(金) 00時00分
催涙剤関連物質を検出 平塚・旧工廠跡(朝日新聞・)
平塚市の旧相模海軍工廠(こうしょう)化学実験部跡地の建設現場で4月、作業員3人が頭痛などを訴えた事故で、国土交通省関東地方整備局は3日、現場周辺の土壌から、ジフェニルアルシン化合物とアセトフェノンが新たに検出されたと発表した。ジフェニルアルシンはくしゃみ剤、アセトフェノンは催涙剤といういずれも旧軍が戦時中、同所で製造していた毒ガスの関連化合物の疑いがあるという。
現場周辺の土壌からはこれまでに、やはり毒ガスの一種でびらん剤のイペリットやシアン化水素(青酸)、環境基準の約6倍のヒ素なども見つかっている。
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http://mytown.asahi.com/kanagawa/news02.asp?kiji=4264
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