2003年07月04日(金) 20時22分
<銃刀法違反>ネットで銃購入 埼玉の会社員を書類送検(毎日新聞)
インターネットを通じて米国在住の日本人男性から拳銃3丁を購入し、所持していたとして、埼玉県警銃器対策課と浦和署が、さいたま市内の40代の男性会社員を銃刀法違反(不法所持)の疑いで、さいたま地検に書類送検したことが4日、分かった。県警は他にも日本人が購入した可能性があるとみている。
調べでは、会社員は昨年、米国在住の日本人男性のホームページがあることを知り、1丁あたり約20万円で計3丁購入し、所持していた疑い。会社員は銃を持って県警に出頭し、「購入後に本物であることを知った」と説明したという。
拳銃は分解され、複数の郵便にして輸入されていた。会社員が組み立てた銃は、モデルガンのように銃口がふさがれていたが、簡単な加工で実弾を発射できるものだった。同様のインターネットを通じて密輸された拳銃は6月にも、京都府のガンショップ経営者が同じ米国在住の男性から4丁を購入したとして京都府警に逮捕されている。【酒井祥宏】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030705-00000064-mai-soci