2003年07月03日(木) 07時02分
<共産党>私的な外部飲酒はダメ セクハラ再発防止で(毎日新聞)
共産党の志位和夫委員長は2日、筆坂秀世・前政策委員長のセクシュアル・ハラスメント問題に関し、幹部・党本部職員約1000人を対象にした私的な外部飲酒の原則禁止の内部規定を徹底する考えを明らかにした。セクハラが酒席であったことを踏まえた再発防止策の一環で、志位氏は「(規定が)守られていなかったのが今度の事態だ。私たちのモラルとして酒の上での過ちということでは許されない」と強調した。
志位氏によると、規定は酒のトラブルがあった1970年代に設けた。公的な酒席を除いて原則、外部飲酒を禁じ、やむを得ない場合は事前に届け出る。罰則はない。志位氏は「厳しすぎるかもしれないが、外部飲酒は事故につながる」と説明した。
また、志位氏は筆坂氏の問題の対応について「党の公表の仕方も含めた措置は被害女性も納得している」と述べ、事実関係を公表しなかった点は女性の意向を踏まえたものと強調した。(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030703-00000102-mai-pol