2003年07月03日(木) 19時04分
中国産ウナギに合成抗菌剤 厚労、輸入業者に検査命令(共同通信)
中国産の冷凍ウナギから、含まれてはならない合成抗菌剤エンロフロキサシンが検出され、厚生労働省は3日、食品衛生法に基づき、自主検査を義務付ける「検査命令」を輸入業者に出した。
検査対象となったのは中国、香港から輸入されるウナギの白焼き、かば焼きで、27日の土用の丑(うし)の日を前に影響が出そうだ。
養殖段階で使用されるエンロフロキサシンが検出されたのは、別々の業者が3月に輸入した2件の中国産冷凍ウナギの白焼き。大阪検疫所と福岡検疫所門司検疫所支所に届け出があり、モニタリング検査の結果、それぞれ1.57PPm、1.95PPmが確認された。
厚労省は「すぐに健康への影響があるわけではないが、食べ続けると問題がある」としている。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030703-00000179-kyodo-soci