2003年07月03日(木) 19時28分
個人情報聞き出す不審電話 社会保険庁が注意呼び掛け(共同通信)
社会保険事務所の職員を装って個人情報を聞き出す不審な電話が1999年4月から2003年3月までの4年間に全国で約1万3600件に上っていることが3日、社会保険庁のまとめで分かった。最近1年間でも、約4000件あった。
社会保険事務所に相談や苦情が寄せられて判明した分で、実際にはもっと多いとみられる。同庁は「社会保険事務所が電話で個人情報を聞くことはない」として、ホームページなどで注意を呼び掛けている。
具体的な手口としては、社会保険事務所職員を名乗った上で「書類に記載漏れがある」「健康保険証の関係で家族と至急連絡を取りたい」などと言って勤務先や住所、携帯電話の番号などを聞き出す。
このほか「厚生労金助成事業団」や「社会保険医療協会」など架空の団体名で個人情報を尋ねる文書を郵送する手口も、過去4年間で179件あった。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030703-00000191-kyodo-soci