2003年07月03日(木) 00時00分
20業者のフグからホルマリン 検討委報告(朝日新聞・)
トラフグ養殖でホルマリン(ホルムアルデヒドの水溶液)が使われていた問題で2日、県ホルムアルデヒド安全性検討委員会(委員長・橘勝康長崎大水産学部教授)の初会合が開かれた。県はホルマリンを使用した業者が所属する11漁協の全109の養殖業者の魚体のうち、18%にあたる20業者の魚体から1・0〜1・8ppmのホルムアルデヒドが検出されたと報告した。
養殖業者のいけす104カ所の海水も調べたが、海水からは検出されなかった。
委員からは「食品の安全性は問題ない。だが、使用したことへの道義的な責任はある」との意見が出た。また、調査の精度を高めるために複数回の検査が必要との指摘もあった。18日の次回会合では、2度目の検査結果が示される。
(7/3)
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news02.asp?kiji=2799
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