2003年07月03日(木) 00時00分
藤岡市 パソコン16台盗難(朝日新聞・)
★★1300人分の個人情報入力★★
藤岡市中栗須の市福祉会館内にある市福祉高齢課や市社会福祉協議会などから、生活保護世帯や児童扶養手当の受給対象者など個人情報約1300人分が入力されたパソコン16台が盗まれていたことが2日、分かった。ほかに現金12万円も被害にあった。市から被害届を受けた藤岡署は窃盗事件として捜査している。
市情報能率課と市社協によると、盗難に気づいたのは1日午前5時半ごろ。警備員が巡視中に、市役所別棟の市福祉会館の女子トイレの窓ガラスが割れているのを発見。侵入した跡があった。
同会館は1階に市福祉高齢課、2階に介護保険課、女性児童課、市社会福祉協議会が入っており、いずれもノート型パソコンが盗まれた。16台のうち8台に個人情報が入力されており、パスワードで管理していたのは2台だけ。残りは自由に見られる状態だった。
個人情報は、生活保護の対象世帯120世帯、介護保険で在宅サービスなどを受ける対象者500人、児童扶養手当の受給者500人、社協の職員録100人と給与情報、結婚相談に訪れた80人の1300人分の名前、住所、生年月日など。児童扶養手当には二重のパスワードがあったが、01年度の所得も記載されていた。
盗まれた12万円は部内の積立金など。一部が保管されていた金庫が、バールのようなもので壊されていたという。
新井利明市長は「市民に心配をかけて申し訳ない。今後セキュリティー対策に万全を期したい」とコメントした。
(7/3)
http://mytown.asahi.com/gunma/news02.asp?kiji=2897
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