2003年07月03日(木) 12時09分
子会社元部長に懲役3年求刑=日ハム牛肉偽装事件−松山地裁(時事通信)
BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)対策の国産牛肉買い取り事業を悪用した日本ハムグループの牛肉偽装事件で、詐欺罪に問われた同社子会社の旧日本フード愛媛営業部の元営業部長伊賀上善信被告(40)の公判が3日、松山地裁(前田昌宏裁判長)で開かれた。
検察側は「食肉業界に対する国民の信頼を失墜させた。『売り上げだけ向上すればよい』という理由は自己中心的」として懲役3年を求刑、結審した。判決は9月11日。
一方、弁護側は最終弁論で「被告は既に社会的制裁を受け、被害金も弁済されている」と述べ、執行猶予付き判決を求めた。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030703-00000697-jij-soci