2003年07月03日(木) 13時52分
エンジニアの過労自殺認定 みずほ銀行のシステム障害(共同通信)
昨年4月に相次いだみずほ銀行での現金自動預払機(ATM)のシステム障害をめぐり、復旧を担当したシステムエンジニアの男性(37)が自殺したのは、過重な業務による強いストレスが原因だとした遺族の労災申請について、関東地方の労働基準監督署は3日、過労による自殺と認定した。
関係者によると、この男性は、東京の大手電機メーカーの関連会社に勤務し、みずほ銀行の発足前からコンピューターの補修作業を担当。システム障害発生後は連日連夜、徹夜で復旧作業に当たり、2002年4月に自殺した。
申請を受けた同労基署は、急激な作業の増大の中で、精神的な負担がのしかかり、短期間の強いストレスにより、うつ病の症状を発症したと認定した。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030703-00000108-kyodo-soci