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KDDIは既に大量に発信した業者を特定しており、さらに約二百回線を処分する方針。このメールは現時点では利用者が受信を完全に拒否することが難しく、KDDIは当面、通信停止処分で対処する。携帯電話から送られるという手口のため、新たな対策づくりが求められ、他社にも影響を及ぼしそうだ。
これまでの迷惑メールは、パソコンで大量のアドレスを発生させ、インターネット経由で発信する方法だった。発信元のドメイン名が「ezweb.ne.jp」となって送られてくる今回の迷惑メールは、携帯から直接発信されるのが特徴。
KDDIは携帯メールの送信料金が他社よりも安い上、約三十のアドレスに一斉に送信できる点に、出会い系サイト業者やヤミ金融業者が目を付けたとみている。
迷惑メールの発信元は題名に「元気?」や「こんばんは」などと記し、本文にサイトのアドレスを表示。昼夜を問わず一方的に送り付けられる被害者は、全国に数多くいるとみられる。
業界最大手のNTTドコモは昨年四月、実際にはパソコンから発信されたのに、ドコモや他社携帯から送ったように装う「なりすましメール」を受信拒否する機能を始め、携帯からのメールだけを受信できるようにしたため、迷惑メールは一時的に減っていた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20030703/mng_____sya_____009.shtml