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静岡県裾野市の「ヤマト運輸新静岡主管支店」で仕分け作業中の荷物が爆発、アルバイト作業員（２０）が顔や脚にけがをした事件で、静岡県警は２日、爆発した荷物の送り主の同県富士市伝法、自動車板金工小谷典久容疑者（３２）を火薬類取締法違反（不法所持）の疑いで静岡地検沼津支部に送検した。
調べでは、小谷容疑者は６月３０日午後９時ごろ、同支店で、宅配荷物として小型砲弾の擲弾（てきだん）類を所持していた疑い。同容疑者はこの擲弾を愛知県豊橋市の男性に送ろうとしていた。爆発でけが人が出たことから、県警は過失傷害の疑いでも調べる。
また、県警は小谷容疑者宅や運営に携わっていた軍用品店、宮城県や香川県などに住む１０人にあてた荷物などから、砲弾や砲弾翼、演習弾など計５２４点を押収したが、不発弾は確認されていないという。
(07/03 00:24)