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東京証券取引所と大阪証券取引所で3日、株式の売買注文が殺到してシステム障害が発生した。東証では午前9時すぎから10時ごろまで、株価情報の配信が最大15分間遅延した。配信の遅れは投資家の売買注文のタイミングに影響し、損失の発生にもつながる。東証は7日の取引から「大商い」に備えた応急処置を施すと発表した。東証では5月から同様の異常が発生し、今週末に対策を施す予定だったが、思わぬ相場の活況に対応が後手に回った形だ。
配信先は証券会社や金融情報サービス会社、機関投資家などで、刻々変動する株価や出来高のデータを送る。大証でも3日午後3時過ぎ、情報配信をする二つのシステムが相次いで停止した。
東証の4日の取引は処置が間に合わず、再び注文が殺到すれば、配信が最大3分ほど遅れる可能性があるという。
応急処置として東証は、システムのデータ容量を増やす。根本的な対策は今後、システム全体の更新を含めて検討する。
(07/03 20:29)