2003年07月02日(水) 18時47分
「ハッカー甲子園」開催へ 8月、国主催は世界初(共同通信)
経済産業省は2日、コンピューターに侵入するハッカー技術を若者に競わせ、システム防護の優秀な技術者の卵を発掘しようという「セキュリティ甲子園」を、8月11、12日に都内のホテルで初開催すると発表した。
若者を対象に国が主催するハッカー競技は世界で初めてという。同省は今後毎年開き、コンピューターセキュリティー技術者の育成につなげたい考えだ。
対象は全国の高校、高専、専門学校生。3人以下のチーム参加が条件で、参加料は無料。規定の応募用紙を送ってもらい、多数の場合は書類選考の上、10チーム程度での競技を想定している。
各チームは競技会場に用意されたパソコンネットワークを使い、お互いのサーバーへの侵入と防御を競い合う。両方の総合点を争うため、自分のシステムを「攻撃」から守りながら、相手の「防御」をいかに突破できるかが高得点のポイントという。成績優秀チームは平沼赳夫経産相が表彰し、副賞などを贈る予定。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030702-00000137-kyodo-bus_all