2003年07月02日(水) 15時15分
水道メーター談合、公取委が刑事告発(読売新聞)
東京都発注の水道メーターの入札談合事件で、検察当局は2日午後、公正取引委員会からの刑事告発を受け、独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで、東証1部上場のメーター製造大手「金門製作所」(東京都文京区)など関連個所の捜索に着手した。
公取委などの調べによると、金門製作所など19社は2000年度以降、都発注の水道メーターの入札を巡り、大手4社と中小業者のグループに分かれて、価格調整をしていた疑い。
この談合では、金門製作所のほか、いずれも業界大手の「愛知時計電機」(名古屋市)「東洋計器」(長野県松本市)、「リコーエレメックス」(名古屋市)と、中小の「高畑精工」(東京都板橋区)の4社が中心的な役割を果たしており、検察当局は、この4社の当時の幹部4人を独禁法違反容疑で逮捕する方針を固めている。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030702-00000005-yom-soci