2003年07月02日(水) 15時15分
登録殺到、米政府の「勧誘電話お断り」サービス(読売新聞)
【ワシントン=広瀬英治】アメリカで発足した「勧誘電話お断り(DO NOT CALL)」制度へ登録が殺到している。
窓口である連邦取引委員会(FTC)によると、6月27日の受け付け開始から7月1日までの5日間で、登録件数は1250万件に達した。勧誘電話を遮断したい消費者の電話番号の登録を受け付けると、FTCは電話セールス・勧誘業と認定したすべての業者に対し、登録された番号へ勧誘電話をかけないよう通知する。実際に禁止されるのは10月1日からで、違反して電話をかけた業者には、1件につき最高1万1000ドル(約130万円)の罰金が科される。
これまで一部の州で同様の制度はあったが、全米規模で導入されるのは初めてとなる。
ブッシュ大統領は6月27日のホワイトハウスでの記者会見で、「国民が迷惑な電話セールスから自分や家族の時間を守れるよう手助けしたい」と強調し、新制度の普及に力を入れている。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030702-00000105-yom-int