2003年07月02日(水) 12時22分
押収の砲弾は520発 ヤマト運輸の荷物爆発事件(共同通信)
静岡県裾野市のヤマト運輸新静岡主管支店の宅配荷物爆発事件で、火薬類取締法違反(不法所持)の疑いで逮捕された同県富士市伝法、自動車板金工小谷典久容疑者(32)の自宅や店舗、爆発現場などから押収された砲弾やてき弾は計約520発だったことが2日、沼津署の調べで分かった。同署は同日午後、小谷容疑者を送検する。
調べでは、小谷容疑者は6月30日午後9時ごろ、同支店で仕分け中に爆発した荷物に入っていた小型砲弾の「てき弾」を不法に所持した疑い。この爆発で、作業していたアルバイト従業員の内田卓也さん(20)が顔や足に軽傷を負っており、同署は過失傷害などの疑いでも捜査する方針。
同署などは1日、小谷容疑者の自宅などを捜索、口径155ミリ、81ミリの砲弾などを押収した。
小谷容疑者は自衛隊の演習場などで拾い集めた砲弾をインターネットのオークションで販売していた。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030702-00000073-kyodo-soci