2003年07月02日(水) 08時20分
メーカー4人に出頭要請 水道メーター談合で検察 (共同通信)
東京都への水道メーター納入をめぐるメーカー19社の談合疑惑で、東京地検特捜部は2日、談合を主導したとして、東証1部上場の大手メーカー「愛知時計電機」(名古屋市)など4社の担当幹部計4人に出頭を求め、独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで取り調べる。
容疑が固まり次第、逮捕するとみられ、併せて各社の本社などを一斉に家宅捜索する。水道メーター談合の刑事責任追及は1997年に次いで2度目だが、前回は在宅で捜査を進めた。
これに先立ち公取委は2日午前、愛知時計電機などを検事総長に告発。特捜部の捜査は、独禁法違反事件を管轄する東京高検が指揮する。
関係者によると、19社のうち談合を主導したとみられるのは、愛知時計電機と「東洋計器」(長野県)「リコーエレメックス」(名古屋市)「高畑精工」(東京)「金門製作所」(同)の5社。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030702-00000040-kyodo-soci