2003年07月02日(水) 23時06分
日ハム子会社、牛の品種偽る=親会社に1400万円高値で売却(時事通信)
日本ハムが100%出資する食肉加工会社「日本フードパッカー」(青森県百石町)が、牛肉を日ハムへ販売する際、牛の品種や、等級を示す「格付け」を偽り、総額1400万円も高値で売却していたことが2日、分かった。
格付けは、生産者から買った牛の肉量と肉質を、A−Cなどで評価するもの。小売店へ肉を卸す際、価格の参考にされる場合もある。日ハムによると、品種や格付けを偽ったのは、フードパッカー諫早工場(長崎県諫早市)の従業員。2000年9月から昨年10月にかけ、等級をCからBへ上げるなどして、少なくとも計761頭分の格付けを偽った。牛の品種を「交雑牛」から高額な「和牛」に変えたケースは130頭分(570万円分)あった。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030702-00000653-jij-bus_all