2003年07月01日(火) 16時46分
県庁前広場でキュウリ即売会、安全性をPR(山形新聞)
キュウリの土壌残留性農薬問題の発生に伴い、すべての販売農家を対象に出荷前の残留農薬検査を義務付け、安全な果実だけが流通するシステムが整ったとして、県などは30日、「安全・安心がんばってます!」と銘打った県産キュウリの即売会を県庁正面広場で開催、安全性をPRした。
山形農協の選果場直送で、最高級の朝取りキュウリ500キロを準備。5キロ1箱1000円、1キロ(10本)200円と、店頭価格のほぼ半値で販売したところ、午前11時45分からわずか50分で完売する盛況ぶりだった。
一般消費者のほか、昼休みを利用して足を運んだ県職員に対し、全国に先駆けて実施している県独自の厳しい検査の流れをパネルにして紹介。「日本一安全でおいしいキュウリだよ」と積極的に宣伝した。
消費拡大に向けたキャンペーンの第1弾で、県農林水産部、全農山形本部、山形農協、おいしい山形推進機構(会長・高橋和雄知事)の主催。
あす2日にはサッカーのJリーグ2部(J2)で活躍するモンテディオ山形が川崎フロンターレと対戦する天童市の県総合運動公園で、先着3000人にキュウリ(1袋3本入り)を無料配布する。
http://www.yamagata-np.co.jp/kiji/20030701/0000018554.html