2003年06月30日(月) 20時52分
焼き過ぎにご用心、環境省が初の「紫外線マニュアル」(読売新聞)
環境省は30日、紫外線による健康への悪影響やその対応策をまとめた「紫外線保健指導マニュアル」を初めて作成した。日焼けサロンやプールなどでの焼き過ぎを“警告”し、特に肌の弱い赤ちゃんの散歩は、日差しの弱い朝夕にするようアドバイスしている。
紫外線は、骨に必要なビタミンDが体内で作られる作用を助ける働きがあるが、マニュアルは「1日に顔や手に15分間浴びるだけで十分」との最新の知見を紹介。曇りの日でも相当の量が降り注いでおり、「日差しの強いところへ赤ちゃんを無防備に連れ出すことは決して良いことではない」としている。
また、日焼けサロンでは、有害性の少ない波長の紫外線が使われているが、これも「過剰に浴びると水ぶくれやシミが出る可能性がある」と指摘している。
マニュアルは全国の保健所などに配布される。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030630-00000512-yom-soci