2003年06月30日(月) 21時11分
自由席回数券の廃止検討 10月ダイヤ改正でJR東海(共同通信)
JR東海は、東海道新幹線「ひかり」「こだま」の自由席回数券を廃止し、指定席用に一本化する検討を始めたことが30日、分かった。
自由席回数券(6枚つづり)は、東京−大阪間で1枚当たり1万2170円と、正規の自由席より1070円安い。廃止されると自由席回数券を利用してきた乗客にとって懐の痛む改正となりそうだ。
JR東海は10月のダイヤ改正で「のぞみ」を増発し「ひかり」を減らす。「のぞみ」は料金を引き下げ、自由席を導入する。
これに先立ち7月1日から「のぞみ」用回数券を値下げし「新幹線回数券」と改称する。
「ひかり」「こだま」の自由席回数券のほかに、現在は「のぞみ」に乗れない指定席用、追加料金を払えば「のぞみ」に乗れる指定席用の回数券がある。いずれも新幹線回数券より安いが、JR東海は新幹線回数券に統合することを検討している。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030630-00000212-kyodo-soci