悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
大阪弁護士会によると、出資者は大阪府の大学生を中心に100人以上、出資総額は約1億5000万円にのぼるという。
同社は不動産投資信託事業に必要な認可を受けておらず、不動産を購入した形跡もないという。同課は立花容疑者らが最初から金をだまし取る目的で出資を持ち掛けたとみて追及する。
調べでは、立花容疑者は同社が経営破たん状態に陥っていることを知りながら、出資金で賃貸型不動産を購入し賃料から出資者に配当すると偽り、昨年6月から10月にかけ、富山県の自営業女性(52)や大阪府枚方市の女子大生(20)ら5人から計1820万円をだまし取った疑い。
立花容疑者はマンションの物件資料を見せ「わが社は競売物件を安く購入しているから賃貸料で配当金を支払える」などと説明し勧誘していたという。
同社は「出資額の約5−10%を配当する」としていたが、昨年9月ごろから「配当金が受けられない」と弁護士会などに相談が寄せられるようになり、被害者が東署に告訴していた。
同社は「新規出資者を紹介すればその出資金の2%を紹介料として払う」としたため、大学の同級生や先輩後輩の間で口コミで被害者が広がったとみられる。