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2003年06月30日(月) 14時31分
テープ起こし詐欺事件 3被告に有罪判決 仙台地裁(河北新報)テープ起こしの内職商法事件で、詐欺と特定商取引法違反(契約条件の不告知)の罪に問われた教材販売会社キャリアリンク(東京)と、同社社長渋谷隆被告(38)=東京都台東区柳橋2丁目=ら3被告の判決公判が30日、仙台地裁であった。畑中英明裁判官は渋谷被告に懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役3年)、いずれも元同社代表取締役の品田勇治被告(38)=豊島区南池袋4丁目=、安藤久被告(38)=江東区亀戸1丁目=にはそれぞれ懲役2年4月、執行猶予4年(求刑同2年6月)、懲役2年、執行猶予4年(求刑同2年)を言い渡した。キャリアリンクは罰金200万円とした。 判決で畑中裁判官は、渋谷被告らがコンサルタント会社社長井本剛司被告(30)=公判中=の誘いに応じ、大規模で組織的な詐欺事件を起こしたと指摘する一方で「犯行の全容解明に協力し、被害の一部も弁済している」などと情状を酌み、執行猶予を付けた。 判決によると、渋谷被告らは共謀し、2001年3月から02年1月にかけて「テープ起こしの研修は多くが期間内に修了し、試験にも合格している」「内職をあっせんする」などと偽り、横浜市の主婦ら39人に教材を売り付け、計約330万円をだまし取った。 [河北新報 2003年06月30日](河北新報) |