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2003年06月28日(土) 18時02分
救済対象者の認定方法決定 茨城・神栖町毒ガス被害(朝日新聞)茨城県神栖町で井戸水から旧日本軍の毒ガス成分とみられる高濃度のヒ素が検出され、健康被害が出ている問題で、環境省は28日、専門家による検討会を開き、国の救済策の対象者を認定する方法を決めた。飲んでいた井戸水から環境基準を上回るヒ素が検出されることを申請の条件とし、毛髪やつめから毒ガスの成分と同じ有機ヒ素化合物のジフェニルアルシン酸が検出されれば対象となる。 30日から県が申請を受け付ける。認定には1カ月程度かかる見込み。認定されると医療手帳が交付され、30日以降にかかった医療費の自己負担分などが支給される。 町内にある約6000の井戸のうち、環境基準を上回るヒ素が検出されたのは529カ所。関係する住民は約1500人。 環境基準を超えるヒ素で汚染された井戸水を飲み、毛髪や尿からジフェニルアルシン酸が検出された47人については、30日に申請されれば即日、認定される見通し。 (06/28 17:36) |