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2003年06月28日(土) 00時00分
ヤミ金被害 相談件数急増し4200件(神戸新聞)法定金利を大幅に上回る高金利で貸し付け、暴力的な取り立てをするヤミ金融業者に関する苦情や被害の相談件数が、兵庫県内で急増している。県弁護士会や県司法書士会に寄せられた多重債務に関する相談は昨年度、過去最高の計四千二百件を記録した。今月十四日には大阪府八尾市で、老夫婦ら三人がヤミ金融の取り立てを苦に心中するなど、大きな社会問題に発展。増殖する違法なヤミ金業者の摘発に兵庫県警は力を注いでいる。 県弁護士会の「サラ金・クレジット被害者救済センター」に寄せられた相談件数は、二〇〇二年度が二千七百八十七件で四百六十九件の増。県司法書士会への相談は、前年度の約二倍の千四百二十九件に達した。 県立神戸生活創造センターなど計七カ所で実施する県の消費生活相談でも、消費者金融に関する苦情件数が年々増えている。〇二年度の苦情件数は八百四十三件と、〇一年度の二・五倍。本年度もすでに五月末現在で三百件近く寄せられているという。 中でも、高額な利息請求に関する苦情が急増し、〇二年度は百五十七件と、〇〇年度(六件)の二十六倍にもなった。 一方、兵庫県警による違法業者の摘発件数は、〇二年が十二件で、今年は六月二十六日現在で九件に上っている。http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou/030628ke114540.html |