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2003年06月28日(土) 10時10分
運搬中に劇物で汚染/金秀商事、菓子詰め合わせを回収(琉球新報)県内のスーパー大手「タウンプラザかねひで」で販売されていた菓子詰め合わせ製品が、仕入れ前の運搬中に劇物のキシレンに汚染されていた可能性が高いとして、同スーパーを運営する金秀商事(牧野健治郎社長、本社・西原町)が25日、この製品を自主回収していたことが分かった。同社が27日夜、公表した。製品は、千葉県の菓子会社が製造したスナック菓子やガムなど菓子五種類の詰め合わせ(商品名「チャイルドパック」)。同社では25日、既に入荷されていた分も含め系列の全56店舗の店頭から723個を撤去したが、これより前に販売された可能性がある。 キシレンは吸入したり、皮膚に触れると深い麻酔状態に陥る中毒症状を起こすことがあるという。 同社の牧野社長は「原因は搬送にあるが、販売者としての責任がある。既に販売されたものについて1日でも早い回収に努めたい」と陳謝した。 25日、名護市内の店舗で購入した客から「子供が菓子を吐き出した。シンナーのにおいがする」と苦情が寄せられたことから分かった。 同社の調査で、千葉県からの搬送中、運送会社が同県内の化学会社から受けたキシレン入りの缶と同じトラックで搬送。この途中で缶が破損し、菓子にかかったことが確認された。(琉球新報) |