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2003年06月28日(土) 00時00分
「クレーム博」応募1000件超(朝日新聞・)福井商工会議所が10月下旬に福井市内で開催する「苦情・クレーム博覧会」のために全国の消費者から募集している商品やサービスに関するクレーム事例の応募数が26日までに1066件となった。約8割が県外からのもので、参考になる情報が多いという。募集しているクレーム事例は特定の商品に関するものではなく、製品の機能やサービス全体に関するもの。 これまでに寄せられたクレーム事例では、たとえば市販の油性フェルトペンについて「インクがどの程度残っているのか、キャップを取って試し書きをしないと分からない。試し書きしなくても分かる外観にして欲しい」。眼鏡について「寝ていて眼鏡をつぶしてしまうことがある。フレキシブルで変形しない眼鏡はできないか」。電話機と電卓について「電話機と電卓の数字のボタンの並びが不統一。電話をかけた後に電卓を操作すると間違ってしまう。ボタン位置を統一してほしい」など。 クレーム情報は「生活の中で感じる苦情・クレーム」が908件と全体の8割以上を占め、「仕事の中で感じるクレーム」が158件でこれに次いだ。商品の分類では生活用品が24・8%、225件、電気機器が14・9%、135件、食品が14・5%、132件。応募者の年代別では、30代が36%、20代が35%、40代が17%だった。 応募の締め切りは8月31日まで。同商工会議所のホームページ(http://www.fcci.or.jp/)のほか、専用応募用紙でも受け付ける。寄せられた情報は10月下旬に福井市内で開催する「北陸技術交流テクノフェア」の一角を「苦情・クレーム博覧会」のコーナーにしてパネル展示し、企業関係者が参考になったと思う情報に1票100円の投票券を投じ、これを情報提供者への「報酬」とする仕組み。 同商工会議所は「これまでは不満やクレームを、商品やサービスの改善に反映させる手段がなかった。クレームが改善につながるという思いと報酬が支払われる仕組みが関心をもたれた要因ではないか」と話している。問い合わせは、同商工会議所(0776・33・8284)へ。 |
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