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2003年06月27日(金) 18時37分
国内加入が1000万件を突破(産経新聞)国内のブロードバンド(高速大容量)通信の加入件数が5月末時点で1000万件を突破したことが27日、総務省のまとめで明らかになった。2年前に比べ約10倍と急速に普及が拡大し、全世帯数の2割超に達した。先進国の中で、日本は数年前まで後れを取っていたが、競争激化で低価格化などが進み普及が急拡大。国際電気通信連合(ITU)が「速さと価格の安さで世界一」と評価するなど、日本はブロードバンドで最先端の環境を整えたといえそうだ。 総務省が同日発表したインターネット接続サービスの利用調査によると、通常の電話回線を利用して高速接続を実現するADSL(非対称デジタル加入者線)のほか、家庭向け光ファイバー(FTTH)、CATV(ケーブルテレビ)の加入件数は合計で約1048万8000件、世帯普及率は22・3%となった。 普及が急拡大したのは、ソフトバンクグループの「ヤフーBB」など多数の新興企業がADSL事業に新規参入し、競争激化で低価格化が進んだため。ADSLがブロードバンド全体に占める割合は約75・3%で、普及のけん引役となっている。実効速度が1メガビット以上で、動画などをスムーズに再生できる「メガバンド」の回線も多い。 5月末の加入件数の内訳は、ADSLが790万7000回線、FTTHは39万8000回線、CATVが218万3000回線。 世界のブロードバンド加入件数で、1位は米国の1735万件(昨年12月現在)、2位は韓国の1087万件(今年3月現在)。日本は件数で韓国に並ぶ勢いだが、普及率は韓国(約7割)に及んでいない。
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