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2003年06月27日(金) 11時00分
サポート終了期限が迫るWindows NT(CNET Japan)米Microsoftの「Windows NT 4.0 workstation」オペレーティングシステムを利用している同社顧客へのサポート終了期限が迫っている。発売から7年が経過した同オペレーティングシステムは、Microsoftによる電話サポートが6月末で終了する。顧客に残された方法はオンラインで情報を検索し、自分で問題を解決するしかない。これまで、ワシントン州レッドモンドの同ソフトウェアメーカーでは、このオペレーティングシステム向けに有償契約(「延長」)電話サポートを提供し、必要なセキュリティパッチの開発を続けてきた。 ただし、サーバ版のNT 4.0を利用しているユーザーにはもう少し時間の余裕がある。先に報じられたように、同オペレーティングシステムの延長サポートは2004年末まで有効となっている。延長サポートでは有償契約サポートが提供されるほか、「ホットフィクス」と呼ばれるセキュリティパッチの提供が継続される。 Microsoftでは、NT 4 Serverのサポートも今年の同じ時期に終了する計画だったが、1月になってこの期限延長を明らかにした。同社は当時、サーバカスタマーの4分の1以上が'96年デビューの同OSを運用しているとしていた。 同社では、NT 4.0 Serverのユーザーが今年初めにリリースされた新しいOS、Windows Server 2003オペレーティングシステムに移行してくれることを期待している。 Microsoftは一方で、セキュリティ関連の修正を行い、USB 2.0およびワイヤレスインターネット接続機能のサポートを追加したWindows 2000ソフトウェアの改良版を、26日にリリースした。 また、Windows 98を使用している顧客にも終了期限が迫っている。同製品の延長サポートは来年1月15日に終了する。 Microsoftは新しいオペレーティングシステム(Windows 2000 ProfessionalおよびWindows XP)でサポート期間のさらなる延長を発表している。2002年10月以降にリリースしたシステムソフトウェア向けの新しいガイドラインによると、OSの一般発売後5年間はメインのサポートを提供し、その後2年間は延長サポートを提供するという。 Microsoftはオペレーティングシステムのサポートスケジュール表を、ウェブWebサイトで公開している。 関連記事: マイクロソフト、Windows 2000のパッチをリリース Windows Server 2003日本語版発売:「Linuxは安くない」 「もっと、スッキリと、安全に」:米MS、パッチ配布方法簡略化へ この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ [CNET Japan] http://japan.cnet.com/ (CNET Japan) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030627-00000005-cnet-sci |