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2003年06月26日(木) 00時00分
制服代の一部学校に還元(朝日新聞・)前橋市日吉町2丁目、県立勢多農林高校(松本兼太郎校長)が、制服代金の一部を制服業者から学校側に還元させていたことが25日までに分かった。同校は今年度から還元をやめたが、これまで保護者や生徒には説明していなかった。同校によると、受け皿は生徒に文具などを販売する学校運営の購買部。 昨年度まで3年間、同校と契約していた業者は、市内2店の指定販売店で制服を販売。小売価格の数%程度の100〜300円が購買部に戻っていた。男子用上着は1万7900円で、300円が還元された。 学校側は昨年度1年間で、約45万円の還元を受けたという。使い道は購買部の従業員の人件費のほか、生徒が使う水飲み機を買ったこともあるという。松本校長は「個人的費用に使われたことはない」としている。 業者とは3年ごとに契約する。10年前ごろには還元は始まっていたらしいという。 県教委は昨年10月、制服について「透明性と消費者感覚を持つように」と指導している。松本校長は「生徒への利便性を考えてやっていたものと思うが、説明不足で反省している」と述べた。 |
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