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2003年06月26日(木) 00時00分
耳不自由な学生 遠隔地からパソコンで支援(朝日新聞・)■産総研開発 介助の負担軽減黒板書きは読めても、教師の話す内容が聞き取れない。こうした耳の不自由な学生や生徒のために、遠隔地から授業の理解を手助けするシステムを産業技術総合研究所(茨城県つくば市)が開発した。 インターネットを使うテレビ会議とオンライン・チャットなどを組み合わせた。授業の様子をボランティアがいる自宅やオフィスなどに送り、講義内容の要約をテキストにしてもらい、教室にいる生徒のパソコン上などに表示させる。生徒は、ほぼリアルタイムで内容を把握できる。 これまではボランティアが耳の不自由な生徒の横で先生の話をノートに書き取って見せたりしていた。この方法だと、ボランティアが教室に行く必要があり、負担が大きかった。 聴覚や視覚の障害がある人が学ぶ3年制国立大学の筑波技術短期大学と協力し、5月から運用実験を始めた。自宅などで手助けできる点が特にボランティアに好評だという。 産総研では今後、全国からボランティアを募ったり、実験に参加する学校を広げたりして、システムの実用性を高めたいとしている。 |
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