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2003年06月25日(水) 00時00分
再処理工場 金具取り付けも不正(朝日新聞・)搬入再開、さらにずれ込み六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場の不正溶接問題で、業者が貯蔵施設を補修する工事の際、各種機器を取り付けるための金具を固定する部品の一部を切断していたことが分かった。日本原燃が24日、明らかにした。同社は施設の健全性に影響を与える可能性もあるとして、貯蔵施設と工場本体の同種の部品を改めて点検する方針だ。点検は8月以降にずれ込む見込みで、凍結中の使用済み核燃料搬入再開はさらに遅れる可能性が高まった。 同社によると、5月29日に元請けや下請け業者の工事資料から、建設当時、貯蔵施設の16カ所でコンクリート壁に取り付ける金具の位置が設計とずれていたことが判明。下請け業者はこのうち6カ所について位置のずれを修正しようと、日本原燃に報告せずに金具を固定するための部品を切断していた。下請け業者は部品を切断後、再び溶接でつなぎ直したという。 金具は、配管の支持具や機器を取り付けるためにコンクリートに埋設するためのもので、再処理工場本体と貯蔵施設で計約50万カ所に設置されている。同社は今後、これらの個所について検査記録をたどり、部品が切断されていないかどうかを調査する。記録で確認できない個所は超音波検査などを実施して、健全性に問題がないかを確認するという。 |
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