悪のニュース記事悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。 また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。 |
2003年06月25日(水) 16時37分
白装束集団を書類送検 警視庁、車両の虚偽登録で(産経新聞)白装束集団「パナウェーブ研究所」による車両の虚偽登録事件で警視庁公安部は25日、電磁的公正証書原本不実記録、同供用の疑いで、研究所の上部団体「千乃正法」グループの幹部ら男3人を書類送検した。書類送検されたのは、東京都武蔵野市の元グループ幹部(39)、大田区の幹部(50)、岡山県の元会員で作業員(55)の3人で、元幹部以外は容疑を認めているという。 調べでは、3人は共謀して1998年6−9月、作業員を通じてワゴン車3台を購入。実際の使用者はグループや研究所だったが、作業員を使用者として運輸省岡山陸運支局(当時)に申請し自動車登録ファイルに虚偽の登録をさせた疑い。 警視庁などは5月14日、東京や福井、山梨の団体の関連施設や千乃裕子会長(69)が乗っていたワゴン車などを家宅捜索。団体の関係者から事情を聴いていた。 公安部は、グループが関連する出版会社名義で車を購入しようとしたが、既に複数の車を購入していたため新規のローン設定が困難で、福井の本拠地の駐車場が手狭だったことなどから、会員個人の名義で購入し、虚偽申請したとみている。 グループの会員は現在約1000人で、資金調達部門やキャラバン隊など主に4部門で構成。93年9月から今年5月にかけ、寄付を中心に銀行口座に24億8000万円の入金があったことも確認されている。 寄付は5000円から10万円が中心だったが、一人で8000万円を寄付した女性もいたという。
【関連記事】
|