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2003年06月25日(水) 19時41分
商品の“苦情買います” 評価度に応じ報酬−−福井商工会議所 /福井(毎日新聞)福井商工会議所(福井市)は、身の回りのさまざまな商品やサービスに対する苦情・クレームを公募し、同市の企業に有料公開する独自の試みを実施する。評価された「苦情」には、評価度に応じて苦情主に報酬を支払う。言わば「苦情買います」という企画で、名付けて「ビジネス・トレジャーハンティング事業」。苦情は企業にとって商品開発のヒントが得られる宝(トレジャー)と前向きにとらえた。メールか手紙で一般から集めた苦情を、業種や分野別にデータベース化。今年10月23日から福井市で開かれる「北陸技術交流テクノフェア」で、「苦情・クレーム博覧会」と銘打って同市の企業向けに公開する。 商品開発のヒントを探している企業が博物館に「入場料」500円を支払うと、引き換えに投票券(100円券×5枚)が渡される。苦情を閲覧し、ビジネスに参考になる苦情には、企業が相応の枚数を投票。投票を集計、手数料を除いて提供者に支払う仕組みだ。 同商議所産業技術課は「中小企業では、新商品などのアイデアは1人では限界があり、この企画を思いついた。どれだけ質のいい苦情が集まるかが成功のポイントで、すそ野を広く集めたい」と呼びかけている。 問い合わせは同商議所(0776・33・8284)。 【兵頭和行】(毎日新聞) |