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2003年06月24日(火) 18時42分
覚えない“債務”「支払え」 電報や封書で督促−−苦情、相談200件超す /岩手(毎日新聞)「督促通知書」「最後通告」などのタイトルで、身に覚えのない債務の支払いを求める督促状や請求書が送付されてきたと、5月27日から6月2日までに、県内から180件以上の苦情や相談が県民生活センターに寄せられていることが分かった。携帯電話やパソコンの出会い系やアダルトサイトの番組情報提供料金の支払いを求める書面が多い。同様の相談は、県警本部県民課にも、今月15日から21日にかけて44件あった。請求金額は約2万円から数十万円程度。督促状は、電報、はがき、封書、電話で「あなたの債権を譲り受けました」と書かれている。「至急連絡を下さい」と携帯電話番号が記載されたり、「至急現金を振り込んで下さい」と都市銀行の口座番号が提示されている文書がある。携帯電話に番号通知で電話すると、見知らぬ男からしつこく電話をかけてくるという。また、「親族やご近所に迷惑がかかります」などと不安感をかきたてる文面もある。 支払いを拒否した場合、「調査会社に依頼して、自宅(会社、実家)に訪問し、合計金額に交通費、人件費、経費を加算して請求する。法的処置もとり、裁判費用も全額負担してもらう」と脅すケースもある。 同様の相談は4月あたりから急増しており、同じ業者による行為か分かっていない。同センターや県警では、支払いに応じないよう注意を呼びかけている。【工藤哲、手塚さや香】(毎日新聞) |