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2003年06月24日(火) 21時25分
多重債務者・高金利貸金事件 ヤミ金業者に有罪判決−−広島地裁 ／広島（毎日新聞）全国の多重債務者に法定金利を超える高金利で貸し付けをしたとして、出資法違反の罪に問われた東京都品川区豊町２、無職、関哲平被告（２６）の判決が２３日、広島地裁であり、飯畑正一郎裁判長は懲役２年、執行猶予４年、罰金３００万円（求刑は懲役２年、罰金３００万円）を言い渡した。飯畑裁判長は「高金利の金融業者の存在は大きな社会問題。組織的に極めて高い利率で金を貸し、常習性も高い」と述べた。起訴状などによると、関被告は他の４人と共謀するなどし、０１年１月〜昨年９月、県内の男性ら２０人から法定金利（１日当たり０・０８％）を大きく上回る利息を求め、計約５２０万円を受け取った。 【遠藤孝康】（毎日新聞） |