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2003年06月24日(火) 00時00分
濁川で基準値超える環境ホルモン検出(朝日新聞・)02年度調査 ノニフェノール検出県は23日、県内の河川における内分泌撹乱(かく・らん)化学物質(環境ホルモン)の02年度調査の結果を発表した。調査した13地点中、甲府市の濁川橋付近の濁川でノニルフェノールの検出量が基準値をやや上回った。大気水質保全課は今後も調査を続け、国の行う環境ホルモンのリスク評価に調査結果を役立てたいとしている。 98〜00年度の調査で比較的濃度の高かった10物質17種類を調査。13地点中10地点から、ノニルフェノールなどの環境ホルモン4物質5種類が検出された。 濁川からは、洗濯用洗剤などに含まれ、魚のオス化やメス化などを引き起こすことがわかっているノニルフェノールが、魚に影響を与えないとされる濃度基準(1リットルあたり0・608マイクログラム)を上回る0・7マイクログラム検出された。 同課は01年度における県内の化学物質排出量の集計結果も発表した。調査対象は製造業など県内327事業所。大気中への排出が2279トンと排出量全体の99・4%を占めた。排出量の大部分を占め、洗浄剤に使われるトルエンなどの揮発性化学物質が作業中に蒸発するのが原因。結果は化学物質対策の判断材料などに利用する意向。 |
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