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2003年06月24日(火) 22時27分
エタノール混合ガソリンの販売容認へ 経産省(朝日新聞)木くずやサトウキビなどから取り出したアルコールの一種、エタノールを混ぜた自動車用ガソリンについて、経済産業省は濃度が3%以下なら販売を認める方針を固めた。25日の総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)燃料政策小委員会で決める。米国ではエタノール濃度10%の混合ガソリンが普及しているが、経産省の検証実験では濃度5%でも燃料系統の腐食がみられたことから、より低い濃度とした。 改正省令を施行する8月28日以降、販売が認められる。ガソリンと比べると、エタノール入り混合ガソリンはコストが1リットル当たり20円程度高く、窒素酸化物の排出量も多いが、二酸化炭素(CO2)排出量は少ない。このため地球温暖化防止につながるとして、経産省や環境省は来年度以降、普及を進めるための支援策を検討している。 日本では99年からアルコールを50%以上含有する燃料が「ガイアックス」などの商品名で発売、低価格のため普及した。しかし、車両火災の発生が相次いだことを受けて、高濃度の混合燃料の販売を禁止した。(06/24 22:27) |