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2003年06月24日(火) 14時00分
日赤に2460万円賠償命令、くも膜下出血治療めぐり(日経新聞)名古屋第二赤十字病院(名古屋市)の医師が、くも膜下出血を起こした女性=当時(69)=を診断した際に誤診し手術しなかったため死亡させたとして、遺族らが日本赤十字社(東京)に計約4900万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が24日、名古屋地裁であり、西尾進裁判長は遺族の訴えをほぼ認め、日赤に約2460万円の支払いを命じた。 判決によると、女性は1997年1月、自宅で突然激しい頭痛に襲われ同病院に運ばれた。検査の結果、頚(けい)動脈と大脳動脈に動脈瘤(りゅう)が見つかったが、医師は破裂したのは頚動脈と判断。手術が困難な解離性動脈瘤だったことから投薬治療を施した。 しかし約3週間後、女性は大脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で倒れ、同年7月に死亡した。 遺族らは、医師は大脳動脈は破裂していないと誤診した上、解離性動脈瘤でも手術するのが原則と主張。日赤に女性の逸失利益や慰謝料の支払いを求めていた。〔共同〕(14:00) http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20030624AT3K2402N24062003.html |