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2003年06月24日(火) 14時38分
出会い系サイト、未成年の被害者急増 青少年白書(朝日新聞)携帯電話の出会い系サイトを利用して犯罪被害にあった未成年は、02年に前年の2.2倍に急増したことが24日、内閣府が発表した「青少年白書」で明らかになった。刑法犯で検挙された少年少女は14万1775人に上り、2年連続で増加。一方、青少年の失業率の上昇も著しく、不況が若年層を直撃している実態も浮き彫りになった。 白書によると、出会い系サイトを利用して犯罪の被害にあった未成年は1317人で、01年より719人増えた。被害者のほとんどは少女で、全体のうち1286人を占めた。 出会い系サイトで被害にあった犯罪で最も多かったのは、児童買春・児童ポルノ禁止法違反で740人(56.2%)。一方、殺人などの凶悪犯罪の被害にあったのは42人で、統計を取り始めた00年の7倍に達した。 刑法犯で02年に逮捕・補導された少年少女は、01年より3121人増えた。高校生が43%、中学生が26.8%を占めた。犯罪の種類別では、万引きなどの窃盗犯が58.8%で最も多かった。 一方、15歳から29歳の就業者数は約1361万人で、01年より約71万人減った。失業率は近年で最低だった90年に比べ、15歳から19歳で6.2ポイント、20歳から24歳で5.6ポイント、25歳から29歳で4.4ポイントそれぞれ上昇。全年齢での上昇幅の3.3ポイントを大きく上回った。 (06/24 14:35) |