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2003年06月22日(日) 03時16分
固定から携帯への通話料、０５年４月から選択制導入へ（読売新聞）総務省は２１日、料金が割高との批判があった「固定電話発信・携帯電話着信」の通話料について、利用者が固定電話会社と携帯電話会社の設定した料金のいずれかを選択できる制度の導入時期を、２００５年４月とする方針を固めた。週明けにも発表する。 導入される選択制では、相手の携帯電話番号の前に、自分が使いたい固定電話会社の４ケタの認識番号「００××」を押せば、その固定電話会社が設定した通話料になる。一方、これまで通り「０９０」などで始まる１１ケタの番号なら、携帯電話会社が設定した通話料になる。 携帯電話会社側は、選択制導入の結果、値下げ競争が起きて急激な減収になれば、経営に対する打撃が大きいとして、導入をなるべく先送りすることを求めていた。結局、総務省は、システム変更などに必要な半年程度の準備期間に加え、１年程度の余裕をもって実施に移すことにした。 料金の高止まりに対する批判を受けて、ＮＴＴドコモやａｕでは携帯発固定の料金と同じになるなど、値下げの動きも出ているが、固定電話会社側は「固定側に設定権があれば６０円程度にできる」などとしている。 |