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2003年06月21日(土) 18時09分
「相談できる人いたのに」 八尾の心中、知人ら経緯いぶかる（共同通信）ヤミ金融の取り立てに苦しんだ大阪府八尾市の３人心中で、死亡した女性（６９）は厳しい取り立てをした業者から借金する前に八尾市に公的融資を申し込み、実際に貸し付けを受けたのは業者から金を借りた後だったことが２１日、分かった。女性はその後、知人からも金を借りており、周囲の人は、なぜ危険なヤミ金とのかかわりを避け切れなかったのかといぶかっている。 関係者によると、女性が八尾市の福祉担当部署を訪れたのは、４月５日。市の「生活援護資金」で連帯保証人の必要がない最高額の５万円の貸し付けを申し込んだ。 手続きの時間がかかるため実際に金を受け取ったのは５日後の１０日。女性がヤミ金融業者から１万５０００円を借り入れたのは、この間の４月８日だった。 その後、女性は同じ団地に住む知人から現金２５万円を借りており、ほかにも近所に親しく付き合う人がいた。住んでいた団地の管理人は「相談できる人はいたはず。ヤミ金から借りなくてもよかったのに、なぜなのか」と話している。（共同通信） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030621-00000119-kyodo-soci |