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2003年06月21日(土) 20時54分
「べんりノート」役立てて−−ふくおか市消費者の会、休会機に作成 /福岡(毎日新聞)76年に発足した「ふくおか市消費者の会」が会長職の後継者難を理由に活動を休止することになった。これを機に、これまで会が発信してきた生活情報などを満載した「べんりノート」(B5判)を作成。初代会長など会長職を通算21年間務めた柳川芳恵さん(77)は「後任会長が見つかるまで不本意ながら休会を決めた。会のことを思い出しながら、ノートを活用してもらえればうれしい」と話している。【荒木俊雄】ふくおか市消費者の会は、消費者問題に関心のある福岡市内の主婦12人で結成。会費のみで運営され、同時期に発足した市消費生活センターと連携して食品の残留農薬や添加物検査などの商品テスト、物価調査などをボランティアで続けてきた。 会員は90年前後のピーク時は200人近くいたが、高齢化などで昨年度は121人に減少。さらに、85年から再び会長に就任した柳川さんの後任が決まらず、新会長が決まるまで休会することにした。 べんりノートは、会が過去3回作成した機関誌にテレビや新聞で紹介された生活情報などを追加。衣類のしみ取り法▽涙の出ない玉ねぎの切り方▽海苔(のり)を佃煮(つくだに)にする方法▽じゅうたんのくぼみ修正▽カーペットについたガムを取る方法▽慶弔事の贈答品について——など生活全般に関する工夫を簡潔に紹介している。 市消費生活センターの相談員を74年から17年間兼務した柳川さんは「休会を機に、会で得た知識を整理して紹介したかった。一日も早く新会長の下で再出発したい」と話す。ノートは1冊800円(送料別)。問い合わせは柳川さん電話092・641・5173。(毎日新聞) |