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2003年06月21日(土) 21時51分
「熊本県内４０業者に販売」 関係者証言、県の調査覆す（共同通信）トラフグ養殖業者によるホルマリン使用問題で、熊本県内の約４０の養殖業者に対し、寄生虫駆除の目的で過去３年間に計１９万リットルものホルマリンが販売されていたことが２１日、流通関係者の証言で分かった。県内でホルマリン使用が判明したのは１業者だけ、とした熊本県の調査結果を根底から覆す内容で、調査のずさんさが明らかになった。 この関係者が知る限りで、２００１年２月から今年５月にかけて、関西方面の販売業者などを通じて、同県天草郡と芦北郡の約４０業者に年間でそれぞれ１０００−２万リットルのホルマリンが売られていた。１ケース２０リットル入りで、ケースの単価は３０００−４０００円だったという。 熊本県は、長崎県の６割の養殖業者のホルマリン使用が発覚したことを受け、４月末から５月にかけ、県内６９の養殖業者すべてから、過去のホルマリン使用状況を聞き取り調査した。（共同通信） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030621-00000153-kyodo-soci |