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2003年06月20日(金) 00時26分
駐在所で勤務中飲酒、バイクで当直勤務に 奈良・巡査長（朝日新聞）奈良県警監察課は１９日、勤務中に飲酒してバイクを運転したとして郡山署地域課の巡査長（５５）を停職２カ月の懲戒処分にしたと発表した。巡査長は辞職願を出し、同日付で受理された。郡山署は同日、巡査長を道路交通法違反（酒気帯び運転）容疑で書類送検した。 調べでは、巡査長は６月１４日午後３時ごろ、駐在所で勤務中、日本酒約３６０ミリリットルを飲んだ。この日は当直勤務だったため、飲酒後すぐに駐在所のバイクに乗り、約４キロ離れた郡山署まで運転。さらに、当直勤務に入った同６時ごろにも、バイクに積んで来たカップ酒約３６０ミリリットルを署の駐輪場で隠れて飲んだという。同僚が巡査長の酒のにおいに気づき、上司に報告した。 調べに対して巡査長は「これまで勤務中に飲酒したことはない。ばかなことをしてしまった」と供述しているが、飲酒理由については口を閉ざしているという。県警監察課は「弁解の余地がない。全職員の自覚を促し、県民の信頼回復に努める」との談話を出した。 (06/20 00:25) |