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2003年06月20日(金) 00時00分
「トラフグ廃棄」求める声相次ぐ(朝日新聞・)生産者団体や消費者団体でつくる「県養殖魚の安全・安心対策協議会」(嶋野勝路会長)が19日、高松市内であった。同市のトラフグ養殖業者が寄生虫駆除に劇薬のホルマリン(ホルムアルデヒド水溶液)を使っていた問題について、「業者にトラフグの廃棄を要請するべきだ」という声が相次いだ。次回の対策協で結論を出す。生産者団体側から「香川は全国一厳しい、と言われるぐらいであるべきだ。養殖中の約3千匹のトラフグの廃棄を要請するべきだ」とする意見が出た。魚市場関係者も「市場に危険なものは持ち込ませないのが基本」とし、消費者団体も「安心して買い物をしたいので出荷しないで欲しい」と同調した。 これに、嶋野会長が「自主的廃棄が望ましい。次回、何らかの結論を出したい」と応じて了承された。次回は8月の予定で、トラフグの出荷は秋ごろに見込まれている。 また、県がホルマリン以外の薬品の使用調査結果を報告した。ハマチとカンパチの養殖業者3業者が寄生虫駆除のため、水産業での使用が認められていない、食品添加用の過酸化水素水を02〜03年に計約522リットル使用していた。人体への影響はないという。 |
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